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論文

Analysis of $$^{188}$$Re-EDTMP complexes by HPLC and ultrafiltration

橋本 和幸; 松岡 弘充

Radiochimica Acta, 92(4-6), p.285 - 290, 2004/07

 被引用回数:1 パーセンタイル:9.98(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

リン酸基を含む有機配位子を放射性レニウムで標識した化合物は、骨へ集積するために、骨がんの疼痛緩和薬剤としての利用が期待されている。これまでの種々のリン酸基を含む配位子の$$^{188}$$Re標識化合物の研究から、Re担体の有無により、標識率や安定性及び骨の無機質の主成分であるヒドロキシアパタイトへの$$^{188}$$Re-EDTMPの吸着挙動に違いがあることがわかった。この要因として、「担体の有無による化学形の違い」が考えられるが、Re標識リン酸化合物の化学形に関しては、無担体の化合物の知見が全くないため担体の有無による化学形の比較・考察ができない。そこで本研究では、$$^{188}$$Re-EDTMPのHPLC(高性能液体クロマトグラフィー)及び限外ろ過膜を用いた分析を行い、化学形に対するRe担体の影響を調べた。その結果、$$^{188}$$Re-EDTMPは、複数の化学種の混合物であり、担体の有無によりその化学種分布が異なること,その分子サイズの分布も、担体の有無により異なることなどがわかり、担体の有無による$$^{188}$$Re-EDTMPの化学形が違いを実験的に初めて明らかにした。したがって、担体の有無による標識率,安定性及びヒドロキシアパタイトへの吸着挙動の違いの要因は、担体の有無による化学形の違いであると結論付けた。

論文

Production of no-carrier-added $$^{177}$$Lu via the $$^{176}$$Yb(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Yb$$rightarrow$$$$^{177}$$Lu process

橋本 和幸; 松岡 弘充; 内田 昇二*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 255(3), p.575 - 579, 2003/03

 被引用回数:42 パーセンタイル:91.74(Chemistry, Analytical)

$$beta$$線放出核種である$$^{177}$$Luは、がん治療用の核種として有望である。半減期が6.73日,$$beta$$線の最大エネルギーが498keVで、組織中の$$beta$$線の飛程が短い。さらに、画像化に適した208及び113keVの$$gamma$$線を放出する。Lu-177は、通常$$^{176}$$Lu(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Lu反応を利用して高収率・高比放射能で製造される。しかしながら、標識抗体などを利用する放射免疫治療の分野ではより高い比放射能のRIが望まれている。そこで、無担体の$$^{177}$$Luを製造するために、$$^{176}$$Yb(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Yb $$rightarrow$$ $$^{177}$$Lu反応を利用した製造研究を行った。本製造法では、マクロ量のYbターゲットから無担体の$$^{177}$$Luを分離する段階が最も重要である。本研究では、逆相イオン対カラムクロマトグラフィーを用いて、その分離条件を検討した。その結果、5mgのYb$$_{2}$$O$$_{3}$$を用いた場合、80%の分離収率で無担体の$$^{177}$$Luを得ることができた。

論文

Labelling of aminomethylenephosphonate derivatives with generator-produced $$^{188}$$Re, and a study of their stability

橋本 和幸

Applied Radiation and Isotopes, 51(3), p.307 - 313, 1999/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:66.07(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

放射性レニウム($$^{186,188}$$Re)で標識したリン酸系化合物は、骨への集積が認められ、骨がんの痛みの緩和薬としての利用が期待されている。これまでに、$$^{188}$$Re-MDP及び$$^{188}$$Re-HEDPの合成条件を明らかにしてきた。一方、サマリウム-153で標識したアミノメチレンリン酸化合物(EDTMP)も骨がんの痛みの緩和薬としての有効性が見いだされてきた。そこで本研究では、ジェネレータから得られる無担体の$$^{188}$$Reを用いて、アミノメチレンリン酸誘導体(EDTMP,EDBMP及びNTMP)の標識条件の検討を行った。その結果、最適条件下では、95%以上の高い標識率が得られた。次に、得られた標識化合物のpH変化及び生理食塩水による希釈に対する安定性について調べた。その結果、$$^{188}$$Re-NTMP$$<$$$$^{188}$$Re-EDBMP$$<$$$$^{188}$$Re-EDTMPの順で安定性が増大することが明らかとなった。

論文

Comments on the cross sections of $$^{186}$$Re in the $$^{186}$$W(p,n) and $$^{186}$$W(d,2n) reactions in connection to the paper given by Z.H.Zhu et at. and correction of the calculated yields of $$^{186}$$Re in the $$^{186}$$W(p,n) reaction

石岡 典子; 関根 俊明; R.M.Lambrecht*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 241(2), 383 Pages, 1999/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:59.59(Chemistry, Analytical)

J.Radioanal.Nucl.Chem.にZ.H.Zhuらによって発表された論文``An improved Re/W separation protocol for preparation of carrier-free $$^{186}$$Re''における誤った記述を指摘すると同時にわれわれが以前に発表したデータを一部訂正する。この論文の中で彼らは、$$^{186}$$W(p,n)$$^{186}$$Re反応は$$^{186}$$W(d,2n)$$^{186}$$Re反応に比べて反応断面積が大きいと解釈される記述をしているが、われわれが以前同雑誌で発表した$$^{186}$$W(p,n)$$^{186}$$Re反応における実験的及び理論的な反応断面積のデータに関する論文も引用し、読者に正確な情報を伝えるべきであることを指摘した。われわれの反応断面積データは、Szelecsenylらによって追試され信頼性が高いことが確認されている。なお、Szelecsenylからの指摘により、反応断面積に基づいたThick target yeildの再計算を行ったところ、一部間違いが見つかったので訂正する。

論文

Symthesis of a $$^{188}$$Re-HEDP complex using carrier-free $$^{188}$$Re,and a study of its stability

橋本 和幸

Applied Radiation and Isotopes, 49(4), p.351 - 356, 1998/00

 被引用回数:26 パーセンタイル:86.62(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

核医学において治療への応用が期待されている無担体$$^{188}$$Reを用いたHEDP(1-ヒドロキシエチリデンジホスホン酸)の標識化について検討した。試薬の量、反応時間、pH、担体添加などの反応条件を変えて標識率の変化を調べた。その結果、無担体の場合及び担体を含む場合ともに、最適条件下で、95%以上の高い標識率が得られた。これまでに検討を行ったMDF(メチレンジホスホン酸)とは、pH依存性が大きく異なることが明らかになった。次に、得られた$$^{188}$$Re-HEDP錯体のpH変化及び生理食塩水による希釈に対する安定性について調べた。その結果、担体を含む場合の方が無担体の場合よりも安定性が高いことが認められた。さらに、担体を含む場合は、化合物合成時の反応条件(pH及び反応温度)によっても安定性が異なることが明らかになった。

論文

Synthesis of $$^{188}$$Re-DMSA complex using carrier-free $$^{188}$$Re

橋本 和幸; Md.S.Islam*; 出雲 三四六

JAERI-Conf 97-003, p.313 - 317, 1997/03

タングステン-188/レニウム-188ジェネレータから得られる無担体の$$^{188}$$Reを用いて、$$^{188}$$Re-ジメルカプトコハク酸($$^{188}$$Re-DMSA)標識化合物の合成条件の検討を行った。還元剤である塩化スズの濃度、反応温度、酸化防止剤の添加、DMSAの濃度、pH、担体の添加などの反応条件を変化させて、Re-DMSAの標識率変化を調べた。その結果、無担体の場合及び担体を含む場合共に、最適条件下で、98%以上の高い標識率が得られた。さらに得られた$$^{188}$$Re-DMSA錯体のpH変化に対する安定性についても検討を加えた結果、pHを変化させてから(pH1$$rightarrow$$3~12)48時間後でも分解は認められず、非常に安定であることがわかった。

論文

Preparation of rhenium complexes labeled with carrier-free $$^{188}$$Re for nuclear medicine

橋本 和幸; S.Bagiawati*; S.Islam*

Radiochemistry, 39(5), p.389 - 393, 1997/00

放射性レニウム($$^{186}$$Re、$$^{188}$$Re)は、その優れた核的性質及びテクネチウムと類似した化学的性質から、核医学の分野の治療の分野で有望視されている放射性核種である。本研究では、$$^{188}$$W/$$^{188}$$Reジェネレーターから得られる無担体の$$^{188}$$Reを用いて、核医学の分野での利用が期待される標識化合物の合成条件の検討を行った。配位子としては、二リン酸誘導体(MDP、HEDP)及びジメルカプトコハク酸(DMSA)を用いた。還元剤である塩化スズの濃度、反応温度、酸化防止剤の添加、配位子濃度、pH、担体添加などの反応条件を変化させて、各々の標識率の変化を調べ、最適条件を決定した。さらに、得られたレニウム化合物のpH変化及び希釈に対する安定性についても調べ、安定性に影響を及ぼす条件についても検討した。

論文

Synthesis of $$^{188}$$Re-MDP complex using carrier-free $$^{188}$$Re

橋本 和幸; S.Bagiawati*; 出雲 三四六; 小林 勝利

Applied Radiation and Isotopes, 47(2), p.195 - 199, 1996/00

 被引用回数:23 パーセンタイル:85.69(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

放射性レニウム($$^{186}$$Re、$$^{188}$$Re)は、その核的性質から診断と治療が同時にできる核種として注目されている。また、$$^{99m}$$Tc-methylene diphosphonate($$^{99m}$$Tc-MDP)は、骨疾患の診断に有効な放射性医薬品として幅広く用いられている。本研究では、$$^{188}$$W/$$^{188}$$Reジェネレータから得られる無担体の$$^{188}$$Reを用いて、Re-MDP標識化合物の合成条件の検討を行った。還元剤としては、塩化スズを用いた。Re-MDPの収率に影響を及ぼす種々の要因(塩化スズの濃度、反応時間、酸化防止剤、温度、pH、イオン強度および担体)について調べた。さらに得られたRe-MDP錯体のpH変化に対する安定性についても検討を加えた。

論文

Thermochromatographic separation of radioselenium from irradiated Cu$$_{3}$$As-target: Production of no-carrier added $$^{75}$$Se

G.Blessing*; N.Lavi*; 橋本 和幸; S.M.Qaim*

Radiochimica Acta, 65, p.93 - 98, 1994/00

Se-73は核医学の分野において、有望な核種の1つである。しかしながら、半減期が7.1時間と短いため、標識化合物合成研究においてはより半減期が長いSe-75(120日)が有効である。そこで本研究では、無担体Se-75の製造に関して、$$^{75}$$As(p,n)$$^{75}$$Se反応で生成するSe-75をAsから分離する方法について検討した。2段階の熱クロマトグラフ法により、効率良く、Se-75をCu$$_{3}$$Asから分離することができた。さらに回収率も85%ほどと高い値を示した。分離後、より反応性の高い元素状セレンを得るために、SO$$_{2}$$による還元後、ベンゼンへの抽出挙動についても調べた。その結果、HCl濃度依存性が高いことが認められた。

論文

$$^{188}$$W$$rightarrow$$$$^{188}$$Re generator for biomedical applications

上沖 寛; S.Mirzadeh*; R.M.Lambrecht*; R.Knapp*; K.Dadachova*

Radiochimica Acta, 65, p.39 - 46, 1994/00

アルミナカラムに$$^{188}$$Wを吸着させた$$^{188}$$W$$rightarrow$$$$^{188}$$Reゼネレータを調整し、種々の溶離液を用いて$$^{188}$$Reの溶離収率、$$^{188}$$Wのブレークスルおよび放射性核種的不純物等の諸特性について3ヶ月間にわたり調べた。また、溶離液量を減少させるとともに高純度の$$^{188}$$Re溶液を得るために、アルミナカラムに陰イオン交換樹脂カラムを連結したタンデム型ゼネレータについて検討を加えた。アルミナに対するタングステンの分配係数は0.05M硝酸アンモニウム溶液中で~8400であり、この液性において強くアルミナに保持されるのが認められた。ゼネレータからの$$^{188}$$Reの溶離収率はタングステン量の影響をほとんど受けないことがわかった。これらの検討の結果、生体医用として本ゼネレータが有用であることが明らかになった。

論文

放射性有機ヨウ素の生成とその抑制法

立川 圓造

原子力工業, 19(12), p.50 - 52,76, 1973/12

現在原子力施設では放射性有材ヨウ素の生成が問題となっている。最近、著者らの研究室では燃料再処理工場での放射性有材ヨウ素の生成をしらべ、得られた結晶をもとに、その生成の抑制法を検討した。これらの結果の概略をのべる。

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